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インプラントの医療訴訟
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インプラントの医療訴訟って
インプラントとは、歯を失った患者に対して行う治療法で、チタンなどの金属やアパタイト(リン酸カルシウム)などの合成材料でつくられた歯根を、あごの骨に穴を開けて植え込み、接着後、上部構造とよばれる歯冠部をその歯根にかぶせるものをいいます。
ただ、インプラント手術は、最先端の医療機器と高度な技術が必要とされることから、失敗例も少なからず存在し、また、手術自体が成功したとしても手術後に経過の思わしくないという場合もあります。
インプラント手術が患者にとって「夢の永久歯」を手に入れる唯一の方法であることもこうした現状に拍車をかけているという実情もあります。
インプラントを実施する歯科医師は、インプラント手術を強く希望する患者に対し、インプラント手術をなすことがその患者にとって本当に有効・適切であるのか、また、インプラント手術を実施するとしても、どの方法のインプラントを用いるのか等について、慎重に判断し、説明をしなければなりません。特に、インプラント手術のリスクについて、患者の同意を得なければ、患者の意思決定に基づく手術とはいえないことに注意が必要です。
もっとも、インプラント手術のような医療訴訟においては、患者が医者を訴えたとしても訴訟において、歯科医師の善管注意義務違反を立証することは非常に困難です。なぜなら、立証のために必要なカルテなどの資料はすべて病院側にあり、患者側はこれを入手することが難しいからです。
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