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脳幹インプラントもあり

インプラントといえば、人工歯根を植えるデンタルインプラントがメジャーです。
例えば、豊胸手術の際に乳房にいれる生理食塩水バッグなどもインプラントのひとつであり、乳房インプラントとよばれます。
こうした広い意味でのインプラントのひとつに聴性脳幹インプラントというものがあります。
耳小骨が固まる耳硬化症や慢性中耳炎に代表される伝音難聴は人工内耳を使うことにより改善できました。
しかし聴神経より更に中枢にある脳の聴覚路に病変がある場合、人工内耳では手術治療が不可能でした。
しかし、これは過去の話。
現在では、人工内耳のほかに、聴性脳幹インプラントを使うことにより、人工聴覚治療が可能となっています。
脳幹インプラントの手術は、3×8mm 大のインプラント電極を脳幹の蝸牛神経核というところに置くことで行われます。
術後は、洗髪も水泳も可能になります。手術後6週間たって、傷が完全に治ってから、初めて電極に電気を流します。各電極に心地よいと感じた電流量だけを流し、不快な音刺激は避けるように慎重に電気を流す電極とその量を決定します。
耳かけ型マイクロフォンで拾われた音がこのスピーチプロセッサで電気信号に変えられて脳に伝えられます。
ここで注意して欲しいのは、電流を通しただけで耳が完全に聞こえるようになるわけではないということです。
患者さんの中には期待していた音と実際に聞こえる音とのギャップに落胆される方もいますが、これはリハビリテーションをしていくことで、自分で改善していく必要があるのです。

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乳房のインプラントもあり

乳房インプラントという言葉をご存知でしょうか。
インプラントを辞書でひくと、「臓器等の移植、またその移植組織片」という定義がでてきます。
つまり、足りないものを補うために移植する物質をひろくインプラントというわけでこれは歯に限らず、乳房にもあてはまります。
どんな乳房インプラント(人工乳腺)を使用するかは、カウンセリングなどで患者さんの状態や症状、さらに希望をふまえた上で、個別的に最適なものを選び出します。
通常、医療機関で使用される乳房インプラントはは以下の4種類です。
CMCとはカルボキシメチルセルロースのことをさします。
以前はCMCジェルがもれる原因であったバッグの注入弁がなくなるなど、現在は構造が改善されています。
立ったときや寝たときの胸の揺れやバランスもとても自然で何の違和感もないインプラントです。
成分の90%は生理食塩水で、残りの10%はポリサッカランド。
触り心地も自然なので、ドイツやイギリスなどヨーロッパではすでに広く認められて主流になりつつあります。
また、レントゲンにも写ることはありません。
完全無菌処理を施したバッグの中に生理食塩水を注入します。
最後は、シリコンをつかった乳房インプラントです。
このため、使用した場合には1年に1回の検診が必要になります。また、レントゲンに写ることもあるので、こうしたリスクをふまえたうえで選択することが必要です。

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